弁護士・行政書士のためのSecureMint
弁護士や法律専門家がSecureMintを使って、クライアントがゼロ設定で開ける自己復号HTMLで機密書類を共有する方法を解説します。
技術に詳しくない依頼者へ、秘匿性の高い書類を最小の手間で渡したい場合は自己復号HTMLが最も刺さりやすいです。
特に向いているケース
- 依頼者に専用アプリの導入を求めにくい。
- 契約書、証拠、法的助言を単発の相手へ送ることが多い。
- 暗号化ポータルのログインより説明が簡単な方法が必要。
このページで持ち帰れること
- 非技術者の依頼者に渡しやすい配送パターン。
- 説明しやすい別経路パスワード伝達モデル。
- 単発送付から継続的な暗号化連絡へ移る導線。
対象読者
弁護士秘匿特権に関わる通信、契約書、証拠を扱う弁護士、パラリーガル、司法書士、行政書士向け。
よくある課題
クライアントは技術に詳しくありません。アプリのインストール、アカウント作成、パスワード記憶は困難です。メールは安全性が低く、厳格な企業ポリシーでブロックされがちです。法律専門家には、最も非技術的なクライアントでも使えて、秘匿特権の保護も妥協しない手段が必要です。
SecureMintでの解決
SecureMintの自己復号HTML機能を利用します。クライアントはどのブラウザでも開けて、パスワードを入力するだけで読める単一の.htmlファイルが生成されます。SecureMintアカウント・プラグイン・アプリは一切不要。継続案件ではSecureChannel(Pro)にアップグレードすれば、メールサーバーを経由しないE2E暗号化メッセージングを継続的に利用できます。
導入ワークフロー
1. 機密文書を準備
PDFやWordドキュメントを用意します。必要に応じて/metadataで先にメタデータ除去を実施。
2. 自己復号HTMLを生成
/self-decryptでファイルをアップロードし、パスワードを設定して生成された.htmlファイルをダウンロード。暗号化されたペイロードと復号ロジックが一つにバンドルされています。
3. HTMLとパスワードを別経路で送付
メールや物理配送で.htmlファイルを送付。パスワードは電話、SMS、対面で伝達。クライアントは任意のブラウザ(Chrome、Safari、Edge、Firefox)で.htmlを開き、パスワードを入力して内容を閲覧します。
4. 継続案件はSecureChannelへ移行
SecureChannel(Pro)は継続的なE2E暗号化メッセージングスレッドを提供します。双方のセットアップ後、以降のやり取りはすべてSecureMint内で行われ、メールを一切経由しません。
そのまま使える文面
説明コストを下げるために、そのまま貼り付けて使える文面を置いています。必要に応じて会社名や案件名だけ置き換えてください。
自己復号HTMLの送付メール文面
非技術者の依頼者へ、単体 HTML ファイルとして機密文書を送るときの文面です。
件名: 機密文書の安全な送付について お世話になっております。 機密文書を、安全に閲覧できる自己復号HTMLファイルとしてお送りします。ファイルを保存し、ブラウザで開いたうえで、別途お伝えするパスワードをご入力ください。 アカウント登録やアプリ導入は不要です。開けない場合は、このメールへご返信ください。別の方法をご案内します。 よろしくお願いいたします。
別経路パスワード案内文
メール外の SMS やチャットでパスワードを伝えるときの短文です。
別送した文書のパスワード: [password] 先ほどお送りした HTML ファイルにのみご利用ください。ファイルが一致しない場合は、開く前にご連絡ください。
Proが必要になる瞬間
無料で始めて問題ありません。次の状態になったら、Pro の機能が運用コストを下げます。