サプライチェーンセキュリティとSCS評価制度
2026年度末から、経産省の「SCS評価制度」により、大企業が取引先にセキュリティ対策の実施状況を確認する仕組みが始まります。中小企業がどう対応すべきかを解説します。
サプライチェーンセキュリティとは
サプライチェーン攻撃とは、攻撃者がセキュリティの手薄な中小企業を踏み台にして、その取引先である大企業に侵入する手法です。あなたの会社のセキュリティが不十分だと、取引先全体が危険にさらされ、取引を失うリスクがあります。
SCS評価制度とは
経済産業省が2025年12月に発表した「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」は、サプライチェーン上の企業が統一基準でセキュリティ対策レベルを評価・確認できる仕組みです。
基本レベル(25項目)
全てのサプライチェーン企業が最低限実装すべき対策
標準レベル(44項目)
標準的に目指すべきセキュリティ対策
高度レベル(検討中)
より高度なセキュリティが要求される企業向け
スケジュール: 2026年度末頃に★3・★4の評価開始。評価ガイドは2026年秋頃に公表予定。
SecureMintで対応できること
SCS評価制度の★3チェック項目のうち、SecureMintのツールで対応できる領域があります。
IT導入補助金について
IT導入補助金(セキュリティ対策推進枠)は、IPA認定の「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に登録されたサービスが対象です。お助け隊サービスの認定要件には24時間監視、インシデント対応、サイバー保険の付帯が含まれるため、ブラウザ完結型ツールであるSecureMintは直接の対象外となります。
ただし、SecureMintのツールはSCS評価制度のチェック項目に対応するための実践的なツールとして活用できます。お助け隊サービスと組み合わせて、包括的なセキュリティ対策を構築することをお勧めします。
セキュリティ自己診断ツール
IPAの「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」に基づく25問のチェックリストで、自社の対策状況を可視化。結果はPDFで出力して取引先への報告に活用できます。
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